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子どもたちの勝負の世界とは
投稿日:2017年06月06日
第18回全日本小学生ABCバドミントン大会群馬県予選が行われ、当院をご利用いただいている須藤大翔が見事「準優勝」に輝きました。
しかし、須藤選手に笑顔はありません。
勝ちにこだわり、日頃から一生懸命に練習をしている須藤選手。きっと、勝ちや負けへの想いは格別に違うのでしょう。
試合で負けると、選手は自分の弱さに気づかされ、それに克たなければ試合には勝てないと感じさせられる。だからこそ勝ったときは「やった!勝てた!」と喜びが何倍にもなるのだと思います。
そして、「今度はもっと練習してこうしてみようかな」と、ひとりでバドミントンを自学研鑽するようになるのです。
バドミントンを楽しんでいる子どもたちは、バドミントンというスポーツを通じて自分自身と向き合う面白さを知り、こうして試合を重ねていくうちに、本当の勝負は、相手に勝つことなのではなく、自分の心に克つことだと理解していく。そして、目の前の相手に勝ったことが嬉しいのではなく、その喜びは、自分の心の弱さに打ち克ち、弱さを克服した充実感から生まれるものなのだということを子どもたちは学んでいるのだと思います。
自分の弱さをしっかりと見つめたからこそ、その弱さを自ら克服していこうという意志が生まれる。そして試合を重ねていくうちに、多くを学び取り、少しずつ成長していく。
当院は、そんな選手たちの大切な1日1日をしっかりサポートしてまいります。