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足利市パーキンソン病リハビリテーションについて
投稿日:2019年01月11日
パーキンソン病のリハビリについて
初期の段階で進行が速いため、適切な治療と規則正しい生活(薬の服用、積極的なリハビリテーション)を送ることが大切です。リハビリテーションを早くから行うことで、発症から長い年月が経っていても、移動、食事、入浴などの日常生活動作で介助を必要とすることが少なくなります。
パーキンソン病の症状について
運動症状と非運動症状に分けられています。
◇運動症状
パーキンソン病の四大症状と呼ばれる、①ふるえ(安静時振戦)、②動作が遅くなったり少なくなったりする(動作緩慢・無動)、③筋肉のこわばり(筋強剛)、④バランスの変化に対応しにくくなる(姿勢反射障害)が主です。
このほか「すり足になる」「歩く時ほとんど手を振らない」「一歩目がなかなか踏み出せない」などの特徴的な歩き方が現れることもあります。
◇非運動症状
自律神経症状、感覚障害、精神症状、睡眠障害など、さまざまな症状があります。自律神経症状には、便秘や、立ち上がる時に血圧が低くなることで立ちくらみや失神を起こす起立性低血圧がみられます。また、感覚障害としては、においが分かりづらくなる嗅覚障害が知られています。その他にも、不安や抑うつなどの精神症状、不眠や夜に何度も目が覚めてしまう中途覚醒などの睡眠障害があります。
※パーキンソン病では、これらの症状がすべて出現するわけではなく、症状の強さも人それぞれという特徴があります。