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足利市で水泳競技の体幹意識強化メニューについて
投稿日:2018年02月21日
当院をご利用いただいている水泳競技の久保田瞬選手(小学6年生)は、不良姿勢がもたらす運動連鎖、関節可動域制限のテストを実施し、体幹意識、軸の形成、固有受容感覚の改善を図りました。
◆効率的に水をつかむ推進力について
腕の運び、水を逃がさないキャッチ、フィニッシュまで無駄をなくすために、力みのない腕の使い方について、体幹意識、軸を形成させながらキャッチすることを意識させました。
腕の力というよりも、効率的に水をつかんで推進力にする感覚が重要です。
キックにおいても脚で水を逃がさないことが大切。
足先だけではなく、体幹意識をさせながら太ももから脚全体で上手に水をとらえ、空気を蹴ることなく足首を柔らかく使うことで、水の抵抗にならないしなやかなキックが打てるようになります。
キックのエネルギー浪費が少ないことで、高い位置でキックを打ち続けられる。また、体幹意識することで、軸がしっかり形成され、手脚がバランスよく連動し、水の抵抗が少ない真っすぐな姿勢で泳ぐことができるようになります。
◆誰よりも努力していることが大切
順風満帆に来たと思われる選手ほど、技術の高さばかり目立ちますが、身体の使い方を意識した練習を継続することや限界まで自分を追い込むことなど「誰よりも努力をしている」ことで結果がついてきています。
久保田選手は、日々の厳しい練習の中、常に高い意識で取り組んでいることで、数々の優秀な成績を収めてきました。
今後、更なる成長が期待できる選手です。