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足利市バドミントン選手 凱旋報告
投稿日:2017年08月18日
凱 旋 報 告
8月14日(月)~16日(水)ダイハツ全国小学生ABCバドミントン大会が北海道札幌市北海道立総合体育センターで行われ、当院をご利用いただいている遠藤美羽選手(小学6年)が女子Aの部で、見事「3位」に入賞しました!
小学生を対象とした、年に一度開催されるバドミントンの全国大会。全国47 都道府県で予選大会が行われ、成績優秀者だけが決勝大会に出場できます。遠藤美羽選手は、この決勝大会に3年連続出場し、すべて入賞を果たしてきた素晴らしい選手です。
そんな美羽選手も、たくさんのことを経験しながら成長してきました。それは決して楽しいことばかりではなく、時にはつらい経験もあったと聞いております。その際、お父様やお母様の言動は美羽選手に大きな影響を与えてきました。
コーチや監督が指導することを「コーチング」と言います。 親が子どもを支えて見守ることを「ペアレーチング」とよんでいます。「ペアレーチング」の基本は、親がしたい押しつけの教育ではなく、子どもが自ら学べるように支えとなる教育、つまり「自主性」「創造力」「自己肯定感」の三本柱を育ててあげることだと言われています。
美羽選手は、この「自主性」「創造力」「自己肯定感」ができていると強く感じました。
2歳~5歳くらいにかけて、「見て!見て!」を言われすぎて、へとへとになった記憶はありませんか?面倒見のいい親だと、成功しない練習を1時間以上見させられる人もいます。つい、「できるようになったら呼んでね」と言いたくなってしまいますよね。
子どもは、3歳になるまで母子分離をしないといわれています。
親=自分という感覚が強く、自分ができる嬉しいことは、親も共有すべきだという感覚を持っています。子供は、「見て!」ほしいけど、悪い評価はされたくない。ラスもマイナスも、全部「見て」ほしいのです。
それを評価をせずにただ「見守る」という姿勢は、冷静な判断ができることにつながります。試合中は、反省したら負けです。次のプレー、次のプレーに集中していかなければならないのに、反省という脳の動きは、体の反応を止めてしまいます。試合中にしなければいけないのは、「どうしてあんなミスをしちゃったんだろう…」という反省ではなく、「だったら今度はこうだ!」という迅速な判断です。それを作るのは、見ていてもらったという思いの積み重ねであり、「自主性」「創造力」「自己肯定感」が育ちます。
美羽選手は、今後もご両親の献身的なサポートを受けながら、更なる成長をするでしょう。
当院でも引き続き最善のサポートをして応援して参ります。
遠藤美羽選手!おめでとう!